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ポップケア通信105号を発行しました。

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2020/02/01 ポップケア通信105号を発行しました。

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今年は暖冬のようですがとても寒い日もあり、気温の変化に身体もびっくりしてしまいますね。このような気候は体調を崩しやすくなります。また、インフルエンザや新型肺炎の流行もあり、しっかりとした予防対策でこの冬を元気に乗りきりましょう。

 

今月のテーマは「 耳鳴り 」です!

静かな部屋でいると、「キィーン」とか「ジーン」とか何か音が鳴っているように感じたことはないでしょうか?周りに音がなくても聞こえてくる音のことを耳鳴りと言います。健康な人でも一時的な耳鳴りはあるそうで、20%の人は耳鳴りを経験しており、その中の20%の人は耳鳴りに悩んでいるそうです。耳鳴りがあると何か頭の中で異常が起こっているのではないかと心配になってしまいます。こういった不安な気持ちでいると耳鳴りが大きくなったりしやすくなるので早めの受診(耳鼻咽喉科など)をお勧めします。

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耳鳴りには2種類あります

1.自覚的耳鳴り:本人しか聞くことのできない耳鳴り(難聴、聴覚系の異常、過労、ストレス)

2.他覚的耳鳴り:他人にも聞こえる耳鳴り(血流・血管の異常や筋肉のけいれんなど)

耳鳴りの原因となる主な病気

耳垢栓塞症、中耳炎、突発性難聴、メニエール病、耳管機能障害などほとんどの耳鳴りは難聴と関連していますが、顎関節症、肩こり、頚椎症、心因性など難聴を伴わない場合もあります。

拍動性耳鳴りや神経症状を伴う耳鳴りは脳外科や神経内科の受診を勧められることもあります。

耳鳴りを放置していると・・・

耳鳴りは不安やストレスを感じてしまいます。それが耳鳴りを悪化させてしまい、自律神経に悪影響を及ぼしてしまいます。耳鳴りのほとんどは心配いらなものですが、原因がわかれば治療し耳鳴りはなくなりますので、自己判断しないで医師に相談するようにしましょう。

耳鳴りの検査

①日常生活への影響の程度を調べる問診票、②耳や鼻、のどを診る、③聴力検査

必要に応じて、④レントゲンやMRI検査、⑤精密聴力検査 を行います。

耳鳴りの治療

1.飲み薬 ①内耳の血流や細胞の働きをよくするもの

②神経の働きをよくするもの

③ストレスを緩和するもの

2.音響療法 難聴を補ったり、耳鳴り音を聞こえにくくする音を聞かせるなど

3.心理療法 カウンセリングや自立訓練を受け、自分でコントロールできるようにする

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ストレスを感じない生活は難しいですが、気分転換は積極的にしていくようにしたいですね(PT中西)

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