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ポップケア通信112号を発行しました。

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2020/09/01 ポップケア通信112号を発行しました。

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 暑い日が続きますね。

この暑さももう少しの辛抱…水分補給と室温に注意して、この夏を乗り切りましょう。

新型コロナウィルスもなかなか収束を見せませんが、これからインフルエンザもやってきます。

予防接種を早めに受けるようにとの情報もありますので、対策していただきたいと思います。

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退院後は要注意!転倒や運動不足にならないためにリハビリは重要です

 利用者さんから 「入院中はよく動けていたのに退院して帰宅に戻ると思うように動けなくなった」

というようなご相談を受けることがあります。

実際に退院して1ヶ月は最も転倒しやすい時期の一つでもあると報告されています。

入院中は動けていたのになぜ自宅では体が重くなって動きにくくなるのでしょうか?…

そこにはいくつかの原因があります。

 

 退院後にできなくなることが多くなってしまう理由に以下のことが考えられます

①  生活環境の変化・・・病院では床が平坦であったり手すりがあったりトイレが広かったり、

     動きやす い環境から、もとの状態とは変化した身体で元の生活環境に戻ると入院前と同じ

    動きができない ことに不便さを感じてしまいます。

 

② リハビリの時間が少なくなった・・・病院などでは午前と午後に毎日リハビリで運動して

いまし た。退院後、動かない時間が長くなるととても身体が重く感じてしまいます。

 

③ 医療従事者が周りにいなくなった・・・病院では医師や看護師がいつでも同じ空間にいたので

とても安心感がありましたが、退院後はとくに一人になる時間には不安が大きくなります。

 

④ 精神的に混乱してしまう・・・上記のようなことが重なると少しパニック的、うつ的になって

しまう。ご自宅の環境は長年使ってきたものばかり。出来るはずのことができないことが重なると

誰でも混乱してしまいます。

 

以上の事柄が関係して、退院後しばらくはこのような不安定な 時期がある方も多いようです。

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退院後は早めの対策を!

ケアマネさんと協力してご自宅の環境整備や医療的に安心できるよう訪問看護師にきてもらったり、

廃用症候群が進まないうちに定期的なリハビリで運動を習慣づける。そういうことが大切になります。

もちろんご自分で、またはご家族だけで安心して生活ができるようになれることが一番です。

それまでは、こういったサービスを利用し、各専門分野の方々と一緒に協力し合えるといいですね。                                 

(PT 中西)

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