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ポップケア通信159号
ポップケア通信159号
2024年8月
猛暑が続き、夜になっても気温が下がらない日が続いています。
夜間にも熱中症の危険はあります。
夜はかなりの汗をかくために脱水になりやすいのです。
部屋の温度管理と水分補給をしっかりして頂き、この厳しい夏を乗りきりましょう。
健康のために運動すること、そして介護予防や身体的な運動機能回復のためにリハビリすることはとても大切なことです。
身体は何も刺激がなくなれば衰えます。重力さえも筋力を維持するためにはとても大切な刺激になっています。
しかし、我々は体調の良い日もあれば、悪い日もあります。また、各個人でもっている疾患や身体的特徴も違ってきますので、同じ運動を行っても身体にかかる負担は異なります。
運動することで体調が悪くなったり、危険な状態になることは絶対に避けなければいけません。
我々が関わらせて頂いている看護やリハビリ時には、特に主治医から指示がない限り、今回解説する基準に基づいて行っています。
高齢者や心疾患を合併する対象者の運動療法を指導する際のリスク管理の基準です(表)。
運動前に必ずバイタルを測定する意味はここにあります。
例えば、運動前に右表のⅠの症状があれば運動は行えませんから、
その日のリハビリは中止する可能性があります。
(主治医の先生から中止基準について指示があればそれに従います)
運動中にⅡのような症状が出れば、その運動は中止ます。Ⅲの場合は一旦中止して休息し、回復すれば再開します。
リハビリ時はもちろん、デイサービスやウォーキングなど、普段の生活場面でもこの基準に当てはめると、より安全性が高まると思われます。
自覚症状として体調が優れないときには必ず担当のセラピストに申し出てください。
より安全に運動を行っていきましょう!(PT中西)
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ポップケア通信159号
2024年8月
猛暑が続き、夜になっても気温が下がらない日が続いています。
夜間にも熱中症の危険はあります。
夜はかなりの汗をかくために脱水になりやすいのです。
部屋の温度管理と水分補給をしっかりして頂き、この厳しい夏を乗りきりましょう。
今月のテーマは「運動時やリハビリ時の安全管理」です
健康のために運動すること、そして介護予防や身体的な運動機能回復のためにリハビリすることはとても大切なことです。
身体は何も刺激がなくなれば衰えます。重力さえも筋力を維持するためにはとても大切な刺激になっています。
しかし、我々は体調の良い日もあれば、悪い日もあります。また、各個人でもっている疾患や身体的特徴も違ってきますので、同じ運動を行っても身体にかかる負担は異なります。
運動することで体調が悪くなったり、危険な状態になることは絶対に避けなければいけません。
我々が関わらせて頂いている看護やリハビリ時には、特に主治医から指示がない限り、今回解説する基準に基づいて行っています。
アンダーソンの基準(土肥変法)
高齢者や心疾患を合併する対象者の運動療法を指導する際のリスク管理の基準です(表)。
運動前に必ずバイタルを測定する意味はここにあります。
例えば、運動前に右表のⅠの症状があれば運動は行えませんから、
その日のリハビリは中止する可能性があります。
(主治医の先生から中止基準について指示があればそれに従います)
リハビリなど運動中に調子が悪くなれば
運動中にⅡのような症状が出れば、その運動は中止ます。Ⅲの場合は一旦中止して休息し、回復すれば再開します。
普段の自主トレや生活場面でも参考に
リハビリ時はもちろん、デイサービスやウォーキングなど、普段の生活場面でもこの基準に当てはめると、より安全性が高まると思われます。
自覚症状として体調が優れないときには必ず担当のセラピストに申し出てください。
より安全に運動を行っていきましょう!(PT中西)