ポップケア通信１６２  2024年11月（162号） 

食欲の秋・芸術の秋

ようやく暑さも落ち着き、ほんとに過ごしやすくなりました。

秋には、食事を楽しみ、また読書や芸術に触れてみることも良いこと

ですね。私も先日久しぶりに美術館で絵画を鑑賞してきました。

外出時は、服装に気を付け風邪などひかれないようにご注意ください。

今月のテーマは「自主練習は大切」です

 「訪問でリハビリに来てもらっているから、運動は大丈夫」って思っていませんか？

訪問でのリハビリは、週に１回～２回、４０～60分実施していることが多いですが、

決して十分とは言えないのです。

リハビリのスタッフから普段ご自分で行う自主練習のプログラムをもらって頑張っている方も多くいらっしゃると思います。とても素晴らしいことだと思います。

毎日、またはリハビリのない日に、継続的に運動すると、効果は必ず現れます。

継続するのは難しい

リハビリの人に自主練習のメニューをもらったけど、「毎日運動するのが面倒」「最初は頑張っていたけど続かない」などの理由で継続できない方が多くいらっしゃいます。やらないといけないとは思っているが、なかなか続けるって大変なことです。

継続するための工夫をいくつか挙げてみます。

継続するための工夫

１つは、「目的」「目標」を持つことです。なぜ自主練習を行うのかを考えること。「以前のように歩きたい」「家族に迷惑をかけたくない」「旅行に行きたい」「痛みをなくしたい」などです。

２つ目は、「続けられるメニュー」です。自分の筋力の弱いところや問題点を全てトレーニングしたいと思ってしまいついつい多くのメニューを組んでしまう。リハビリスタッフから渡されたメニューを全てこなすために頑張ってしまう。そんな風になっていませんか？具体的には２～3の運動だけでOKです。定期的にメニューを変えることで十分効果は得られます。

３つ目は、「効果を感じる」ことです。すぐに出るものではありませんが、月１程度で先月の状態と比較するのも良いと思います。継続できていれば必ず良い結果に気付くはずです。

２～３週間頑張ってみましょう

２～３個のメニューをまずは「少し物足りないかな？」と思うくらいの回数や負荷で、始められると良いかと思います。

例えば　①スクワット１０回、②背伸び１０回を毎朝してみましょう。

３週間したら少しは日課になっていると思いますよ。

我々からすると。普段少しでも自主練習を行っているか、全く行っていないかは、わかるものなのですよ。効果が違いますから！（PT中西）