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ポップケア通信164号

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2025/01/21 ポップケア通信164号

 

ポップケア通信 2025年1月 (164号)

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本年もよろしくお願い致します

我々もさらなる飛躍を目指し、丁寧なサービスをご提供できるよう努力してまいり

ますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2025年が皆様にとって良い一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

 

今月のテーマは「股関節内転筋も鍛えよう」です

股を閉じる動き、股関節を内側に動かす筋肉はいくつかの筋肉があって、全体的にはとても大きな筋肉群になっています。

下肢を外側に広げる筋肉(股関節外転筋:中殿筋)は、リハビリ場面ではよく注目されています。

歩行時の骨盤の安定性には重要な役割をするからです。しかし、関節をしっかり固定したり、姿勢を整える意味では、相反する働きをする筋肉は協調してなされることなのです。

どちらか一方だけ強くて、反対の動きは力が弱いとやはりその関節は不安定になってしまいます。

内転筋は骨盤を安定させ、膝のO脚も軽減しますので、外転筋同様とても重要と考えられています。

 

股関節の内転筋

大内転筋・短内転筋・長内転筋という筋肉があります。骨盤の恥骨から始まって、

大腿骨の内側にくっついています。

その他にも恥骨筋や薄筋といった筋などが内転に関係しています。1-3

 

内転筋の重要な働き

①歩行で歩行で下肢を振り出した際に正しい位置に振り出せるよう                                に制御します

②片足に体重がかかった際に外転筋と同時に収縮し骨盤を安定させます

③立った時に膝が外側に行かないようにしっかり支えます(O脚予防と軽減)

 

いろいろな内転筋群のトレーニング

①仰向けになって膝を立てて、膝と膝の間に枕やボールを挟んで、左右の膝でギューッと力を入れる (5秒5回) 

 

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膝の間に枕などを挟み、ギューッと5秒挟む

 

 

 

 

 

②足をしっかり開いてスクワット (ゆっくり10回2セット)

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爪先を開き、膝も開いてスクワット

 

 

 

 

 

③膝の間にボールを挟んでスクワット(ゆっくり5回3セット)

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膝の間に柔らかいボールを挟み、転倒しないように気を付けて、ゆっくり膝の曲げ伸ばし運動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相撲でいう四股(腰割り)の姿勢をとることも内転筋を強化するのに効果的です。

2の姿勢で手か肘を太ももの上に乗せる姿勢です (PT中西)

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