ポップケア通信166号 

春はもうそこまで

３月に入って春の日差しを感じることが多くなってきました。

三寒四温で気温の変化も大きいのもこの時期の特徴ですよね。

天気のいい日にはお散歩などをされても良いかと思います。

梅の花の香りを感じたいものですね。※花粉症のある方はしっかり防御しましょう。

「運動（リハビリ）を妨げるもの」です

 健康に良い行動やリハビリを行う必要性は分かっているけど、なかなか続かない、頑張れないという方も多いのではないでしょうか？健康に良い行動やリハビリを適正に行うためには、それらを妨げている要因をできるだけ減らすことが必要になります。健康によい行動やリハビリを行うことを妨げる要因は、大きく分けて“個人的要因”と“環境的要因”の二つに分けることができます。

健康に良い行動や運動（リハビリ）を妨げる要因

「個人的要因」→「忙しくて時間がない」「運動はめんどくさい」「足腰が痛い」など

「環境的要因」→「天気が悪くて外で運動できない」「運動するのに適当な場所がない」など

 皆さんが健康によい行動や運動を行う可能性を高めるには、個人個人にとってその行動を妨げている要因をできるだけ減らす（除く）必要があります。

健康に良い行動や運動を行うためのバランス

一般にある人において、健康によい行動を行う可能性が高くなるには、

その人にとってその行動を行うことのメリットと妨げを比べた場合、

メリットの方が妨げよりも大きいと感じられる必要があります。

ご家族や訪問看護スタッフと一緒に考えていきましょう

自分だけで運動を妨げている要因を考えてみても、なかなか解決できない

ものです。

ご家族や訪問看護ステーションのスタッフに相談してみましょう。

例えば、「個人的要因」では　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●運動する時間がないのであれば、日常生活の中で運動となる行動を増やす

●めんどくさくて運動が出来ないのであれば、運動の楽しみや運動回数を

   再設定してみる

●痛みがあってできないのであれば、痛みがない範囲での効果的な運動をリハビリ     のスタッフに提案してもらう

「環境的要因」では

●天気が悪いので屋外歩行ができないのであれば、室内で効果的な運動をリハビリのスタッフ

   に提案してもらう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●運動する場所がないのであれば、その場でできる運動を教えてもらう

 （参考）厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

運動やリハビリを根気よく行うことのメリットを充分理解しておくこともとても大切なことですね。　（PT中西）