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ポップケア通信173号
ポップケア通信 138号
お彼岸も過ぎて日も短くなって朝晩冷え込むようになってきました。
日中は10月にしては気温が高い日が多いらしいので、気温差で体調を崩されないように、服装にも気を付けていただきたいと思います。
紅葉、秋晴れなど気持ちがいい季節です。お散歩にも出かけられるといいですね。
水分補給は我々にとって欠かせない重要なことであるのはご存じかと思います。
それでは、水分は何のために摂り、どんな役割があるのでしょうか?
生命活動を維持するためにとても重要な役割が3つあります。
1つ目は「からだに必要なものを細胞に運び込む働き」で、血液などの水分によって
酸素と栄養素を運んでいます。
2つ目は「代謝によって生じた老廃物を、尿や便というかたちで外に運び出す働き」、3つ目は汗を蒸発させる時に放熱させることによる「体温調節」です。
1日に必要な水分量(目安)は、食事以外から約1.2〜1.5リットルです。
コップ(200ml)で 6〜8杯程度
① 加齢で感覚が鈍くなり、喉の渇きを感じにくくなる
② 腎機能の低下し水分を体内に保持しにくくなる
③ 頻尿や夜間のトイレを嫌がって水分を控える傾向がある
④ 血圧や心臓の薬など持病の薬の影響で水分が失われやすい
起床後 コップ1杯(200ml)
朝食・昼食・夕食時
食前または食後に1杯ずつ
午前・午後の間食時 お茶や白湯などで1杯 入浴前後それぞれ1杯ずつ
就寝前 少量(100ml〜150ml程度)でOK
脱水のサインと水分補給の注意点
①尿の色が濃く、量が少ない
②口の中が乾いている
③倦怠感・頭痛・めまい
④意識がぼんやりする →※これらの症状がある場合は、すぐに水分補給+必要なら医療機関へ
★注意点としては
※心臓や腎臓に負担がかかるので一度にたくさん飲まないこと
※利尿作用があるためアルコール・カフェインの過剰摂取を避けること
毎日の水分摂取量は記録すると良いです。
①心不全・高血圧・腎臓病に関しては医師の指示に従うようにします。
②脳卒中などで嚥下障害のある方はトロミをつける、飲み込みやすい姿勢を確保するなど、
医師や言語聴覚士(ST)など指導の下で行うようにしましょう。
③糖尿病の方は糖分のない飲料を選ぶようにしましょう。
暑い夏の季節は水分補給にも気を付けることが出来ますが、冬の季節でも発汗や尿量、体温などの変化に応じて、水分補給を心がけましょう(PT中西)
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ポップケア通信 138号
お彼岸も過ぎて日も短くなって朝晩冷え込むようになってきました。
日中は10月にしては気温が高い日が多いらしいので、気温差で体調を崩されないように、服装にも気を付けていただきたいと思います。
紅葉、秋晴れなど気持ちがいい季節です。お散歩にも出かけられるといいですね。
今月のテーマは「高齢者の正しい水分補給」です
水分補給は我々にとって欠かせない重要なことであるのはご存じかと思います。
それでは、水分は何のために摂り、どんな役割があるのでしょうか?
生命活動を維持するためにとても重要な役割が3つあります。
1つ目は「からだに必要なものを細胞に運び込む働き」で、血液などの水分によって
酸素と栄養素を運んでいます。
2つ目は「代謝によって生じた老廃物を、尿や便というかたちで外に運び出す働き」、3つ目は汗を蒸発させる時に放熱させることによる「体温調節」です。
高齢者のための正しい水分の摂り方
1日に必要な水分量(目安)は、食事以外から約1.2〜1.5リットルです。
コップ(200ml)で 6〜8杯程度
なぜ高齢者は脱水になりやすいのか?
① 加齢で感覚が鈍くなり、喉の渇きを感じにくくなる
② 腎機能の低下し水分を体内に保持しにくくなる
③ 頻尿や夜間のトイレを嫌がって水分を控える傾向がある
④ 血圧や心臓の薬など持病の薬の影響で水分が失われやすい
水分摂取のタイミング(こまめに)
起床後 コップ1杯(200ml)
朝食・昼食・夕食時
食前または食後に1杯ずつ
午前・午後の間食時 お茶や白湯などで1杯 入浴前後それぞれ1杯ずつ
就寝前 少量(100ml〜150ml程度)でOK
脱水のサインと水分補給の注意点
①尿の色が濃く、量が少ない
②口の中が乾いている
③倦怠感・頭痛・めまい
④意識がぼんやりする →※これらの症状がある場合は、すぐに水分補給+必要なら医療機関へ
★注意点としては
※心臓や腎臓に負担がかかるので一度にたくさん飲まないこと
※利尿作用があるためアルコール・カフェインの過剰摂取を避けること
持病のある方の注意点
毎日の水分摂取量は記録すると良いです。
①心不全・高血圧・腎臓病に関しては医師の指示に従うようにします。
②脳卒中などで嚥下障害のある方はトロミをつける、飲み込みやすい姿勢を確保するなど、
医師や言語聴覚士(ST)など指導の下で行うようにしましょう。
③糖尿病の方は糖分のない飲料を選ぶようにしましょう。
暑い夏の季節は水分補給にも気を付けることが出来ますが、冬の季節でも発汗や尿量、体温などの変化に応じて、水分補給を心がけましょう(PT中西)