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お客様との幸せな物語
Kさん(90代)は、娘さんとの二人暮らし。娘さんは仕事(週2回程度)をしていることもあり、日中は一人になる日もありました。Kさんの楽しみは娘さんと氷川きよしのコンサートに出かけたり、旅行に出かけたり…。
ただ、自宅内で時々転倒し、自力で起き上がれないことが続いたため、訪問リハビリを利用することになりました。
リハビリを始めてからは、転倒することがなくなり、充実した日々を送っておられたのですが…、ある時、腰に痛みが出ました。そのため、寝ている状態から起き上がるときに、介助が必要となりました。
病院受診の結果…腰椎圧迫骨折の診断。
痛みに加え、食欲も徐々に低下していき、栄養補助食品も飲めないようになっていきました。また、立ったときや歩く際には恐怖心の訴えが強く、大声を出したり、机を叩くなどの場面もみられました。
そのため、一時的に訪問看護も入ることになりました。
また、ケアマネジャーにより介護ベッドのレンタルなどサービス内容の見直しも行われました。
さらに、主治医の判断で点滴も開始されました。週3回の点滴を2週間、集中的に行うことで徐々に回復され、食欲も笑顔も出てきたため、点滴と看護は終了となりました。今では、起き上がる際の痛みはなくなり、食事も以前と同じ程度、食べられるようになりました。
恐怖心の訴えは、まだ少し残っていますが、大声を出したり、机を叩くことはほとんどなくなってきました。
また、週2回のデイサービスにも元気に通われています。
娘さんがいない時にはヘルパーが入り、トイレ誘導などを行うことで、娘さんも安心して仕事を続けられています。
高齢での骨折だったため、寝たきりになることも考えられました…。
そうならなかったのは、Kさんの「生きる力(元気になろうとする力)」、そして、娘さんの「献身的な支え」が大きかったと感じました。
また、看護と早期に連携出来たことも良かったと思います。看護スタッフと普段から話をしていたため、Kさんに関しても綿密な情報交換が出来き、スムーズな対応に結びついたと思います。
さらに、ケアマネジャーやヘルパーの迅速な対応にも支えられたと思います。今回のことで、他職種との連携の必要性を改めて感じました。
娘さんからは看護師について「あの時、○○さんには本当にお世話になって…。」という話をよく聞きます。在宅での生活に関わるということは、その方が日常生活で出来ることを維持あるいは向上させることが、重要になると思います。
ただ、ご本人だけではなく、一緒に生活しているご家族に対しても、介護についての不安を聞くなど精神的な面へのアプローチも大事だと考えています。ご家族の負担が減れば、ご本人の生活の質の向上に繋がると思い、心がけています。
Kさんは、元の生活を取り戻しつつあります。
娘さんと氷川きよしのディナーショーに出掛けたり、家の近所を散歩したり…。何気ない日常を語る二人は幸せそうで、そんな姿を見ると、こちらも幸せな気持ちになります。
これからも二人の笑顔が続くように頑張ろう。
西宮で訪問看護をご検討されている場合は、「ポップケア訪問看護ステーション」へご連絡ください。