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ポップケア通信120号を発行しました。
ポップケア通信 2021年5月1日 No.120号
毎月「ポップケア通信」をご覧いただきありがとうございます。
今回で120号です。
ちょうど10年間、毎月発行させていただいたことになります。
少しでも皆様の生活にお役に立てれば幸いです。
これからも「ポップケア訪問看護ステーション」をよろしくお願いいたします。
立位姿勢を横から観察…いろいろなパターンがあります
姿勢と「体位」と「構え」のこと。正しい姿勢をとることは、正しい身体運動につながります。
一般的に正しい姿勢(横から見たとき)は右図のようになります。
耳-肩の外側の骨-股関節-膝のお皿後面-外くるぶしの少し前これらの点が床面に垂直で一直線に
なることです。
しかし長年頑張ったお仕事、スポーツや怪我、病気などで姿勢は変化してしまいます。
良い姿勢はエネルギー効率が高いとされていますので、出来るだけ良い姿勢を保つことは疲れにくく、長く動けるということにつながります。
今回は姿勢の仕組みを知り、不良姿勢の予防や改善のヒントになればと思っています。
姿勢はバランス、矯正するには身体全体を考えましょう
「背中が丸くなった」「頭が下がって上が向きにくい」「立ったとき膝が曲がって伸びない」などなど、加齢によって変化する姿勢も様々です。
よく「背中が曲がってるのだから、もっと胸を張って!」とアドバイスします。
でもそのアドバイスをそのまま実行するとおそらく後ろにバランスを崩してしまいます。
背中の骨に構造的な変化がないならば、他の原因で背中を曲げてバランスを取っていたのかもしれないからです。一度姿勢が崩れると、バランスが崩れ、その不良姿勢は重力もありますので、進行してしまうことになります。
リハビリでは姿勢の原因を調べ、鍛える筋肉、ストレッチする筋肉を見極め、修正していきます。かなり個人差もありますので、細かいことは専門の療法士に相談してみてください。
しかし無理やり頑張って姿勢を矯正して動作をしますと、疲労がたまり、
長く動けなかったり、バランスが崩れ、転倒につながったりするとの報告もあり、
注意が必要です。
ご自分でできる姿勢の練習を私から提案させていただきます。椅子などを軽く持って、
①足の裏の真ん中に体重がかかっているかを意識します。②次に足首、膝、骨盤、背骨の順に
それぞれの真上に乗るよう意識 ③少しあごを引き、卵を立てるときのように、首の骨に頭を乗せる
よう意識。
この3つを感覚として意識してみてください。自然に自分にとって良い姿勢に近づきますよ。
120号発行できました!今後とも宜しくお願いいたします
皆様の日頃の疑問やアドバイス、リハビリのヒントや工夫など10年間毎月書かせて
いただきました。私自身こんなに続くとは思っていませんでしたので驚いています。
発行テーマについて、私の経験だけでなく、様々な文献等も調べましたので、
とても勉強になりました。これからもよろしくお願いいたします!(PT 中西)
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ポップケア通信 2021年5月1日 No.120号
毎月「ポップケア通信」をご覧いただきありがとうございます。
今回で120号です。
ちょうど10年間、毎月発行させていただいたことになります。
少しでも皆様の生活にお役に立てれば幸いです。
これからも「ポップケア訪問看護ステーション」をよろしくお願いいたします。
立位姿勢を横から観察…いろいろなパターンがあります
姿勢と「体位」と「構え」のこと。正しい姿勢をとることは、正しい身体運動につながります。
一般的に正しい姿勢(横から見たとき)は右図のようになります。
耳-肩の外側の骨-股関節-膝のお皿後面-外くるぶしの少し前これらの点が床面に垂直で一直線に
なることです。
しかし長年頑張ったお仕事、スポーツや怪我、病気などで姿勢は変化してしまいます。
良い姿勢はエネルギー効率が高いとされていますので、出来るだけ良い姿勢を保つことは疲れにくく、長く動けるということにつながります。
今回は姿勢の仕組みを知り、不良姿勢の予防や改善のヒントになればと思っています。
姿勢はバランス、矯正するには身体全体を考えましょう
「背中が丸くなった」「頭が下がって上が向きにくい」「立ったとき膝が曲がって伸びない」などなど、加齢によって変化する姿勢も様々です。
よく「背中が曲がってるのだから、もっと胸を張って!」とアドバイスします。
でもそのアドバイスをそのまま実行するとおそらく後ろにバランスを崩してしまいます。
背中の骨に構造的な変化がないならば、他の原因で背中を曲げてバランスを取っていたのかもしれないからです。一度姿勢が崩れると、バランスが崩れ、その不良姿勢は重力もありますので、進行してしまうことになります。
リハビリでは姿勢の原因を調べ、鍛える筋肉、ストレッチする筋肉を見極め、修正していきます。かなり個人差もありますので、細かいことは専門の療法士に相談してみてください。
しかし無理やり頑張って姿勢を矯正して動作をしますと、疲労がたまり、
長く動けなかったり、バランスが崩れ、転倒につながったりするとの報告もあり、
注意が必要です。
ご自分でできる姿勢の練習を私から提案させていただきます。椅子などを軽く持って、
①足の裏の真ん中に体重がかかっているかを意識します。②次に足首、膝、骨盤、背骨の順に
それぞれの真上に乗るよう意識 ③少しあごを引き、卵を立てるときのように、首の骨に頭を乗せる
よう意識。
この3つを感覚として意識してみてください。自然に自分にとって良い姿勢に近づきますよ。
120号発行できました!今後とも宜しくお願いいたします
皆様の日頃の疑問やアドバイス、リハビリのヒントや工夫など10年間毎月書かせて
いただきました。私自身こんなに続くとは思っていませんでしたので驚いています。
発行テーマについて、私の経験だけでなく、様々な文献等も調べましたので、
とても勉強になりました。これからもよろしくお願いいたします!(PT 中西)