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ポップケア通信126号を発行しました。

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2021/11/04 ポップケア通信126号を発行しました。

ポップケア通信 126号126

 

  新型コロナウィルス新規感染者数はかなり減少し、飲食店の営業も通常に戻りました。このまま収束してくれるといいのですが、我々の感染予防に対する意識を今後も高く持つことが大切かと思います。

11月は季節の変わり目、風邪など体調を崩されないよう気をつけて冬を迎えましょう。

 

症状をうまく伝える6つのコツ

  医療機関を受診したとき、担当医に思っていることの半分も伝わらず、治療方針に納得がいかないことが、ありませんか?

短い診察時間や緊張も原因かもしれません。しかし、担当医に「自分に起こっている問題」を伝えられなければ適切な治療を受けることができないかもしれません。                       例えば、腰痛で整形外科を受診したとき、まず行われるのは、痛みの状況などを医師に伝える「問診」です。その後、医師が患者さんの身体を見て異常の有無を調べる「診察」が行われます。

医師は、これらの結果により、おおよその原因を絞り込みます。

続いて、「検査」を行います。検査は、主にエックス線などの「画像検査」や、関節や触診で行う

「理学的検査」、必要に応じて「血液検査」などが追加されます。

そして、必要があれば「精密検査」や「再診」を行い、最終的には医師が「診断」を行い、「治療」

となります。

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自分の症状を「あいまいな表現」でなく、医師に伝えることが大切

 

医師に症状を伝えるコツを6つあげてみました。

受診前にメモするなどして情報をまとめておくとよいでしょう。

 

★今回は、腰痛症を例にしてみます。

                                      

①「いつから」 いつから痛むのか、日ごとに痛みは強くなっているのか、あるいは同じ痛みが続い         ているのかなど

 

②「どこが」 腰のどのあたりが痛むのか、腰だけでなく背骨やお尻、脚も痛むのかなど            

 

③「どんなときに」腰を曲げると痛い、歩くと痛い、安静にしていても痛いなど、痛みが誘発する

     動作など

   

④「どんなふうに」激しい痛みが続くのか、それとも弱い痛みなのか、痛みの強さはどの程度かなど

 

⑤「その他の症状」 例えば、脚やお尻のしびれ、麻痺(まひ)、発熱、尿や便がでにくいなど、

     腰痛とともに他の症状がある場合は、それも必ず伝えます                                  

 

⑥「一番困っている症状を伝える」 多くの症状を全て伝えなければわかってもらえないと思い、

    小さな症状も同じレベルで伝えると、一番辛い痛みは後回しになってしまうこともあり、結果に

    満足できないことになることもあります。                                                   

 

★実際は症状も曖昧なことも多く、なかなかうまく伝えられないものですが、試してみてください。

 

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★ 自分の辛いことは、わかって欲しいですよね ★ 

  長い待ち時間の割に診察は一瞬ということもあります。

短時間に医師にどれだけ効率的に情報を伝えるか、よりよい治療を受けるためにも

情報を整理して受診されると良いですね。(PT 中西)

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