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ポップケア通信150号

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2024/02/09 ポップケア通信150号

 

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ポップケア通信 150号

 

 

一日の寒暖差にご注意

 日中はポカポカと暖かく、朝晩はとても寒いですね。寒暖差が10℃以上にもなると、

自律神経が乱れ、身体が怠くなったり、頭痛に悩まされたりします。「寒暖差疲労」と呼ばれる症状ですが、首回りなどを冷やさないようにすることが大切です。

耳のマッサージも良いようです。

 

今月のテーマは「骨に負荷をかける運動で骨粗鬆症予防」です

骨粗鬆症とは骨自体がもろくなる状態で、老化が原因となるものや女性では閉経によるものなどがあります。整形外科で骨密度を測定された方も多いのではないでしょうか。一番怖いのは転倒などの衝撃で骨折してしまうことです。

大腿骨の頚部と言われる部分や、腰椎の椎体といったところの骨折が一番多いのですが、安静期間が長いことや痛みで寝たきりになってしまう方も多いのです。

骨を強くするにはどうしたらよいのでしょうか?

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予防の基本

1.カルシウムの摂取とビタミンDを体内で合成するために必要な日光浴

2.ウォーキングや筋力トレーニングなど、骨に刺激が加わる運動

 

骨は長軸に負荷をかけることで強くなる

骨はその長軸に対して物理的な刺激が加わると、微量の電流が骨に伝わり強さが増すといわれてます。スポーツアスリートは走ったり跳んだりしますが、一般の人に比べ、骨密度は10~15%高いことが報告されています。しかし、アスリートでも水泳やシンクロナイズドスイミングの選手は水中の浮力で骨には刺激が少なく、陸上で行うアスリートより骨密度は低いことが知られています。

 

筋トレも骨に直接刺激(負荷)を与えます

 

下肢の骨はウォーキングやスクワットなど体重をかけることで刺激が加わりますが、上肢の筋はなかなか負荷がかかりにくいと言われています。筋肉は腱となって直接骨に付着しています。ですから、手に重りをもって、肘の曲げ伸ばしをしたり、腕を挙上したりすると、腱が骨を刺激して、骨を鍛えることが出来るのです。

 

寝たきりでも骨への刺激を忘れずに

寝たきりの方は、下肢への体重負荷もかけ辛いですし、一日の活動量も少なくなっています。

骨粗鬆症の進行を早めてしまう可能性大です。出来れば踵を「コンコン」と何度も刺激を加えるようにしましょう。散歩できる方は、お天気の良い日に行うと、骨を強くしますのでさらに効果的かと思います。極端に暑かったり、寒かったりする日は避けて頂いて、決して無理はしないで下さい。

 

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健康のためにプールでウォーキングされている方も多いですが、1~2時間のことですので、気にされず継続してもらえると良いかと思います。(PT中西)

 

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