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ポップケア通信151号

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2024/02/09 ポップケア通信151号

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今年も残すところ、あとわずかとなりました。

気温がとても高い日と低い日があってこの気温差で身体がおかしくなりそうですね。またコロナが落ち着いたかと思えば、今インフルエンザや風邪が大流行しています。ぜひしっかりと予防され、元気に新年をお迎えいただきたいと思います。

来年もどうかよろしくお願い致します。

 

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今月のテーマは「握力は全身の筋力の指標」です

握力とは、物を握るときの力で、主に前腕部と上腕部の筋によって力が発揮されます。

上半身の筋力を表してはいますが、握力は全身の総合的な筋力と関連があることが多くの研究で明らかになっています。握力は簡便で安全に測定できますので、高齢者の全身の筋力の程度を知るための指標として用いられています。ご自身の総合的な筋力の目安として、機会があれば測定しておくことをお勧めします。

 

年代による握力の平均値

一般的には男子は35~39歳、女子は40~44歳でピークに達し、その後加齢に伴い低下します。

(スポーツ庁HPより)

60歳以上の中高齢者の握力の平均値は、60~64歳男性42.85kg・女性26.31kg、

65~69歳男性39.98kg・女性25.20kg、70~74歳男性37.36kg・女性23.82kg、

75~79歳男性35.07kg・女性22.49kgとなっています。

 

高齢者の握力測定の意義

前述したように、高齢者にとって握力は全身の筋力の程度を知る目安になります。

また、握力と循環器障害やその他の疾病リスクと関連しているということが多くの研究で明らかになっています。健康管理的にも定期的に握力を測定してみましょう。

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握力を強化するには

筋肉はじっとしていても鍛えられませんから、やはり少し負荷をかけた運動が必要になります。右の図のように握りやすいペットボトルに水を入れて、左右交互に前に突き出すようにしましょう。

ゆっくりでOKです。立ってするのが難しい場合は椅子に座って行いましょう。

握力計は多くの体育施設、教育施設、健康センター、病院(リハビリテーション室や機能改善室等)に置いてあります。訪問看護スタッフにも聞いてみてください。また、自宅用に個人で購入することも可能です。

 

 

ペットボトルは筋力に合わせて重さも変えることが出来ますし、

中の水が動いて特殊な不可もかかりますので、意外にに効果的

なんですよ。(PT中西)

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