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ポップケア通信153号

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2024/02/09 ポップケア通信153号

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ポップケア通信153号

 

 

日中と朝晩の気温差にご注意

1月末はとても寒い日がありましたね。2月に入って寒い日もありますが、予想は平年より高くなるようです。朝晩は冷えますので、日中との気温差が身体には一番こたえます。血圧も変動しやすくなりますので、どうか気を付けて、この冬を乗り切りましょう。

 

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今月のテーマは「セルフエフィカシーを高める」です

セルフエフィカシーとは、ある行動をうまく出来るという「自信」のことです。日本語では「自己効力感」と呼びます。リハビリを受けている方、会社であれば従業員のモチベーションや業務効率などと深く関係しています。マラソン選手がハードなトレーニングを経験したことで、「自分は必ず勝てる!」という思いでレースに出場できることは、セルフエフィカシーが高くなっている状態です。

「自分には無理だ」と思っていれば、セルフエフィカシーが低下している状態ということです。                               ※カナダの心理学者、アルバート・バンデューラ氏の「社会的学習理論」で登場した概念です。

参考) 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

          e-ヘルスネット・mazrica times はたらくあなたを祭り化するメディア

 

セルフエフィカシーが高いと良いことは?

ある行動へのセルフエフィカシーが高くなっていると、その行動をするための努力を惜しまず、失敗や困難を伴っても諦めにくくなります。たとえ失敗しても、その失敗から学習し、次の挑戦に望むことが出来ます。リハビリで困難な動作も「自分ならできる」と思えることで、実現可能になるのです。会社でいえば、社員自身が会社に忖度なしに、主体性をもって働き方を提案し、実現させていく努力を惜しまなくなるので、良い方向に向くでしょう。

 

セルフエフィカシーを高める方法

1.成功経験

自分が設定した目標が達成されると意欲は高まります。目標を段階的に設定して成功体験を積み重ねることが一番効果の高い方法です。

 

2.代理経験

      自分と似た境遇の人が上手くいった事実を自分に置き換える方法です。

     「あの人でもできたのだから自分でもできそうだ」と思えることが自信につながります。

 

3.言語的説得

      ボクシング映画などでよくある「お前は強い!絶対勝てる!」という言葉をもらうことで

      自信に繋げる方法です。

 

4.生理的情緒的高揚

     ワクワク、ドキドキといった気持ちの高まりをもつ こと。                                              

 

5.想像的体験

     成功をイメージすること。スポーツ選手がよく行っている方法です。

 

一つずつ目標を達成していくことが大切ですね153-3

 

訪問させていただいている看護師やリハビリスタッフも皆様とご家族の生活や健康に良いと思われることは、積極的にお声がけさせていただきます。(PT中西)

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